臨床工学技士としてスキルアップするにはいくつか方法があります。
1つ目は、臨床工学技士免許の関連資格を取得する方法です。
臨床工学技士の仕事は呼吸治療、手術関連治療、そして不整脈治療など幅広いという特徴があります。そんな幅広い分野の中でも1つの分野に絞ってより高度な知識を身に着けた証となる認定制度があります。この制度を利用すれば、臨床技士の業務内容のなかから、1つの分野に特化したエキスパートであることを証明することができるようになります。
この制度は、日本臨床工学技士会が認定を行っているもので、日本臨床工学技士会の正会員であり、一定の条件を満たすことができれば、認定資格を取得することができます。
この認定資格を有していると自身のスキルアップはもちろんのこと、転職の際にもアピールポイントとして積極的に活用できるというメリットがあります。
2つ目は、学会に通うという方法です。
臨床工学技士としてスキルアップするためには、自ら学び続ける姿勢がとても重要です。独学で学ぶことも大切ですが、学会に参加すれば最新の研究結果などの有益な情報を得ることができるので、効率よくスキルアップを図ることができます。
また、学会にいくとそこには同じ志を持った仲間がたくさんいるので、モチベーションの維持も同時に叶います。業務時間外に勉強するのは大変なことかもしれませんが、学会に足を運べば運んだだけ得るものがありますので是非試してみましょう。